だしママプロジェクト

  • だしママプロジェクト2018.09.14

だしママ講師インタビュー vol.1 野口友美さん

「だしママプロジェクト」の講師インタビューのコーナーです。第一回は、管理栄養士の野口友美さんにお話をうかがいました。

 

「だしママプロジェクト」(だしを使った食育)に興味をもった動機は何ですか?

私自身、だしが好きで日常でも仕事のメニューでもよく使っているので、「だしママプロジェクト」のお話を聞いて「楽しそうだな」と、直感したことが一番の動機です。

食育って言葉では難しく考えがちですが、実は何よりも一番身近で、日常生活の中に根付かなければならないことだと思っています。だって「食べること」は、生まれてから死ぬまで毎日行うことですよね。そして人の心と体の健康に大きな影響を与えることでもあります。

そんな「食べること」をより良い方向に導き、人に活力を与えるための食育は、第一に楽しいと感じてもらえることが大事だと考えています。楽しさをもって取り組むことは心に響き、そして習慣として残ります。食育は習慣として残ることが大切です。だからこそ「楽しめる食育」を私は目指しています。

2018 11月.JPG

 

そして、私は食育のお仕事をする際には、飾らない昔ながらの温かい食卓づくり、大人になって戻ってくるそれぞれのおうちの味づくりをモットーに、時代や対象者のニーズに合わせて内容を考えています。そこにはだし使いがポイントとなり、欠かせない調味料だと思っています。

そういうわけで、だしを使った食育「だしママプロジェクト」に楽しさ、そして興味を持ちました。

 

野口さんの現在の主な仕事や活動内容について教えてください

現在はフリーランスの管理栄養士として、小田原に拠点を置き活動しております。

健康メニューの料理教室や市の育児相談会や健康相談会での栄養相談、企業や店舗向けのレシピ開発の他、今年度は市が主催する減塩プロジェクトにおいてフードアドバイザーも務めさせていただいております。

 

 

お仕事のどのような点に、やりがいを感じますか

やりがいを感じるのは、食を通じて相手の笑顔が見られた時ですね。例えば料理教室では、作りながら、そして食べながら楽しんでいただき笑顔が見られた時、栄養相談の場では、お話していく中で相手の方が抱える食のお悩みに対して、解決方法を見出せて笑顔を見せてくれた時、レシピ開発をし、そのレシピで人が笑顔になった時などです。

038.JPG

 

笑顔が見られた時は、食への興味・関心が少しでも高まった時だと感じるので、そうしたお仕事ができた時はとてもやりがいを感じています。

 

将来の目標を教えてください

そうですね、今後はもっと食育に力を入れた活動をしていきたいです。

子供だけでなく、大人や高齢者にも向けた食育、難しい知識の詰め込みや普及ではなく、相手に寄り添った日常に取り入れやすい、食べる力を育てる食育活動をしていきたいです。

「食べること」を通じて、人に元気と活力を与えられることが目標です。

 

今後のだしママサロンで、どんな企画・教室・講座をしていきたいですか

和食に限らず、さまざまなジャンルの家庭料理にだしを取り入れた料理を学んでもらう料理教室を計画中です。

子育て世代の家庭にだしをもっと身近に親しんでもらうためにも、子供の野菜嫌いを改善する料理、家族団欒で楽しめる料理など教室の内容にストーリー性を持たせて、子育て世代の食卓のニーズに合わせた展開を予定しています。

 

「だし」って良いなと実感したことがあれば教えてください

だしのうま味は他の食材の味を引き立たせるだけでなく、うま味の相乗効果で料理に深い味を持たせるので、実は何よりも万能な調味料だと思っています。だしを使うだけで時間がかかる料理も短時間で深い味に仕上げられるので、料理の時短にも役立っています。

さらにだしは味だけでなく、香りも良いので、台所からだしの香りがしてくると、どこか安心するというか、古き良き日本の台所を連想させて、忙しい現代の台所にもほっこりとする空気をもたらしてくれます。

ちなみに最近だしに関連して嬉しかったことが1つあります。我が家の幼稚園生の子供たちがおままごとをしている時に、だしをとる真似をしていたのです。「香りがいいでしょ、これを料理に使おうね」こんなやり取りをしていました。一緒に台所に立つわけでもなく、まだまだ料理のことなんてわからない子供たちが、日常から感じ取って自然と遊びに反映したのであろうその姿に私はとても嬉しく、「だし」って良いなと感じました。

2018 10月.JPG

 

ご自身の「だし」の使い方でオススメがあれば教えてください

これから時期におすすめしたい使い方は「カレー」ですね。

具材を煮込む時にだしを使うと、煮込み時間が短くてもいつもとは一味違った深い味に仕上がります。お肉やこれからの季節なすやきのこなどの野菜、いも類との相性が良いので、ぜひ具だくさんにして作っていただきたいです。そうすれば一皿で栄養バランスも整うのでまさに一石二鳥!

残ったカレーは、翌日おろししょうがをプラスしてうどんとあわせて食べるのがおすすめの食べ方です。

 

最後に、なにか伝えたいことがあれば、一言お願いします

おうちのごはんは家族の元気と笑顔の素! いつものおうちごはんに、だしを使って身体と心がもっと元気に、もっと笑顔になる食事をいっしょに作りませんか。

  

  

  

図1.jpg

管理栄養士 野口友美さん

食生活アドバイザー。保育園給食の献立作成・食育・調理を経験。その後、大手食品会社の流動食等の相談、特定保健指導の業務に携わる。学生時代は食物アレルギーの研究、料理教室のアシスタントを経験。現在は離乳食や500kcal献立の料理教室、食育ワークショップを開催。

管理栄養士・栄養士を応援するサイトEatreatでも、イートリスタとして活躍中。紹介ページはコチラ

 

 

だしママプロジェクトについて詳しく知りたい方は「だしママPROJECT」ページから。

dashimama.png