9月21日(金)に、だしママサロン「離乳食教室」が開催されました。
だしママサロンは、だしを通じた食育の推進や、日頃子育てをしている方のお悩みを解決していくためのイベントです。
今回はだしママ講師でありながら野菜の専門家である野菜ソムリエでもある香月りささんが講師となり、東京都千代田区飯田橋の母子栄養協会のキッチンスタジオで試食付きの離乳食講座を開催しました。
今回のだしママサロンのテーマは、「野菜嫌いをなくすコツ」。噛む練習をし始める離乳時に味覚が育つ、うま味の使い方をご紹介していただきました。 また、香月さんが野菜ソムリエということで、離乳初期から使える野菜の賢い選び方も紹介していただきました。ママがだしと野菜に詳しくなると、家庭での料理のスキルもぐっとアップしますね。
今回の講座では以下の4つのテーマでお話がありました。
①人が感じる五味とそれぞれのメッセージ
②離乳初期から使える野菜(にんじん、トマト、じゃがいも、ブロッコリー、大根)
③野菜の独特のエグミ、あく、苦み、酸味等をうまくマスキングする方法の一つとしてだしの使い方
④だしと野菜の相性の良さに
同講座にご興味のある方は母子栄養協会の募集ページをご覧ください
そして、試食メニューは、にんじんのだし煮と和風ミネストローネでした。
参加されたママ向けの試食だったのですが、8か月と10か月の赤ちゃんがおかわりをするほど、赤ちゃんにも大満足の内容でした。
最後に、だしママ講師の香月さんからメッセージをいただきました。
「ママ達に野菜に詳しくなってもらいたいと思い、実際の野菜を見せて説明したり見比べたりし、理解を深めてもらいました。味覚が未発達な赤ちゃんの味蕾構造を知ったうえで、野菜の持つ独特な風味(青臭さやアク等)をうまくカバーできるだしの使い方についてや、食事の際の雰囲気作りと食べさせ方、手話でのボディサインなどの重要性などが伝わっていたらうれしいです。」
離乳食への移行時期は、母乳やミルクの液体のものを飲むだけの時期から、少しずつ舌や口を動かして食べる練習を始める離乳の時期です。まだ未発達の赤ちゃんの味覚を理解して、それにふさわしい野菜の選び方や、部位の使い方等を吟味していきたいですね。
10月17日(水) 「みんなで離乳⾷デビュー!はじめての離乳⾷まるわかり」講座
だしママ講師:木村有花さん
開催場所:東京都品川区北品川5-7-2 北品川地域交流施設
詳細:https://coubic.com/mama-katsu/245497/express?selected_slot=7167700
10月19日(金) だしで味覚を育てよう~子どもの野菜好き嫌いをなくすコツ
だしママ講師:シライカヨコさん
開催場所:神楽坂 母子栄養協会キッチン
だしママについて詳しく知りたい方は「だしママPROJECT」ページから。