だしママプロジェクト

  • 専門家コラム2019.02.13

だしママ講師インタビュー vol.6 隅 弘子さん

やいづ善八が取り組んでいるだしを使った食育の活動「だしママプロジェクト」の講師の皆さんをインタビュー形式でご紹介するコーナー。第6回は、隅 弘子さんです。

 

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「だしママプロジェクト」(だしを使った食育)に興味をもった動機は何ですか?

一言で言えば、私自身が「だし」が好きだからです。

私は、離乳食開始時から口にするお米と「だし」から始める「うまみ」の育みが、子どもの食べる力を育む大切な食べものであると普段から伝えていたため、お話を聞いた時、「待ってました!」という気気持ちで、すぐ参画を希望しました。

 

現在の主な仕事や活動内容について教えてください

子育てをするお母さんの「フアン(不安)」や「フマン(不満)」から「フ(を)トル」支援をモットーに、子育て支援施設内での食事相談や離乳食講座、幼児食講座などを行なっています。

また子どもの食を育む資格取得講座の認定講師及び、ディレクター業務などを担当させていただき、これから子どもの食に携わりたいという方の養成にも携わっています。

連載やWebコンテンツの取材協力も多く携わらせていただいております。

現在、以下のような連載をさせていただいています。

・児童福祉施設専門誌「こどもの栄養」保護者支援のために げんきをつくる食卓

・保育のお仕事web「シリーズしあわせ食育教室」にて、保育士向けに食育のアイデア発信

 

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お仕事のどのような点に、やりがいを感じますか

皆様から、

「今日来て良かったです」

「なんだか出来そうなイメージが湧きました」

「なんだか頑張りすぎていたような気がしました」

といった言葉をいただいた時にやりがいを感じます。

 

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実は、私はもともと料理が苦手です。レシピの写真などを見て「こうしなければいけないのか」と思ったのと同時に、自分自身がつくる料理に対して「これでいいのかな」という不安を常に持っていました。だから苦手意識のある方の気持ちがよくわかります。

仕事を通して、栄養バランスやマナーを身に着けることだけではなく、一緒に食べたり、親子のコミュニケーションを楽しむための食卓のヒントを多く伝えたいと考えています。

そんな思いをしっかりと理解し、実践してくれたお母さんからあらためて「続けられそうです」という言葉を聞くと、さらに嬉しくなり、もっとみんなが楽しめるアイデアはないかなと仕事のイメージがどんどん膨らんできます。

 

将来の目標などがあれば教えてください

日々食べるものから元気が生まれ、子の成長だけでなく親の成長も楽しめる家族が増える世の中になってほしいと心から思っています。

小さな活動でもコツコツ続けることによって、子育てが楽しめる世の中にできるよう、仕事を通じて貢献したいです。そして自身の子育てもトライアンドエラーを繰り返しながら、ママ歴を重ねていきたいです。

 

今後のだしママサロンで、どんな企画・教室・講座をしていきたいですか

離乳食や幼児食を作るママたちへ「だし」の美味しさ、よさを体験してもらえる講座を開催したり、楽しく食べられる食卓での知恵を広げる活動に活かしたいです。

だしを純粋に味わう講座や、ご飯とお味噌汁を楽しむ講座などを展開したいですね。

 

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「だし」って良いなと実感したことがあれば教えてください

私が小さい頃に食べていた卵焼きは、卵に砂糖、塩を混ぜて作ったもので少し固めだったのですが、ある時、だしを加えた出し巻き卵を初めて食べました。その時のふわっとした食感、そしてなんとも言えない「ほっとする味」...小さな幸せを感じました。

 

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だしが心と体に癒しをくれたのでしょうね。また、近所の鰹節店の主人に教えてもらった「だしを飲む」というブレイクタイムの方法。今までは、育児の合間にお茶やコーヒーでブレイクすることが多かったのですが、だしそのものを味わうことでリラックスできたことは、小さな子ども以外に大人にもいいんだなとあらためて実感しました。

 

ご自身の「だし」の使い方でオススメがあれば教えてください

毎日味わいたいお味噌汁に、だしは必須です! 子どもの味覚形成のためにも、おいしいだしの経験を積んでほしいと思います。またちょっとしたお弁当の隙間アイテムやさっと一品を作りたいときなどは、袋からだしを取り出して蒸した野菜にまぶすだけでも美味しいです。青のりやパセリなどと一緒に合わせれば、香りも増しておいしいんですよ。

 

最後に一言お願いします

育児・家事とつい時短料理などを求めがちですが、味、うまさのベースとなる「だし」は、ぜひ本物の味を味わってみてほしいです。

本物のだしを使うことで、味付けの下敷きが整います。余計な調味料を加えなくても、おいしい料理が勝手に仕上がるから不思議です。だしを使えば、誰もが料理上手になれる気がします。

だしのうまみを活かして、家族みんなが美味しく食べられる料理を囲んで食事を楽しんでほしいです。「みんなで食べるとおいしいね。」の会話に、だしはとっても役立つアイテムです。

また、もしだしをとったパックがもったいないと思ったら、そのまますりごまやしょうゆやみりんをちょっと加えてふりかけなど、リメイクしながらだしの力を余すことなく楽しんでほしいですね。

 

 

プロフィール

隅さん

隅 弘子さん

mamaful代表。管理栄養士。離乳食アドバイザー。幼児食アドバイザー。

「『子育ては(やっぱり)楽しい!』と思えるママを増やしたい!」をモットーに、健康食育シニアマスター、妊産婦食アドバイザー、学童食アドバイザー、母子栄養指導士など多方面で活躍中。

mamafulのサイトはこちら

 https://mamaful.com/

 

 

だしママについて詳しく知りたい方は「だしママPROJECT」ページから。

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