4月14日(日)に、だしママサロンが開催されました。
だしママサロンは、だしを通じた食育の推進や日頃子育てをしている方のお悩みを解決していくためのイベントです。(開催スケジュールはこちら)
今回はだしママ講師の山﨑優子さんが講師となり、栃木県の昭和電機エコ電化地域センター内クッキングスタジオで、だしとIHを使った子どもと一緒に作れる簡単料理講座を開催しました。
今回のサロンのテーマは「一緒に作る・食べる・片付ける」です。親子で料理をしたいパパ・ママとお子さん、おばあちゃんとお孫さんなどが参加して「一緒に作って、一緒に食べて、一緒に片付ける」ことを実践していただきました。
今回調理したのは料理5品でした。IHクッキングヒーターに、直接ステンレス製のボウルを乗せて、IHのタイマー機能を使って、だしパックでだしをとるところからスタートしました。
調理の合間でおだしの相乗効果や必要性について、講師の山﨑さんからお話がありました。
ご自宅ではガスを使用しているため、普段はなかなか余裕をもってお手伝いを見守れないという方も、IHはお子様にも安全なのでサロンに来ると、のびのびと調理ができると笑顔を見せていらっしゃいました。
今回はおだしを使って「自家製なめたけ」を調理しましたが、今までえのきだけが食べられなかったというお子様が自分で調理したことによって、この日、初めて食べられるようになったという、うれしい出来事もありました。
お子様の調理や片付けする様子を見ながら、「挑戦させれば、こんなこともできるんだ!」と、ご家庭ではできない発見をして、喜んでいる方もいらっしゃいました。
私は数年前から、調理イベントの企画・運営の仕事をしています。
親子連れの方も多く参加されている中でいつも思っていたことは、子どもというのは本当にお手伝いが好きなんだなということです。
そして、本当は自宅でもたくさん料理をさせてあげたいけれど、仕事と家庭との両立で時間に追われしまい、なかなか子どもにお手伝いさせてあげながら料理することができないというお母様が、とても多いということです。
「それはなんともったいない!ぜひそんな機会を作りたい!」
と考えていたところ、母子栄養協会の先生から、だしママ講師のお話を教えていただき、現在に至っています。今はパパ・ママもお子さんたちも、やらなければならないことが多くて忙しい時代だと思います。
私の2人の子供は成人しましたが、学校行事や習い事に費やす時間の負担は、私が子育てをしていた頃は、今よりも軽かった気がします。
私はご家庭での何でもない時間の中で育めることや、日々の積み重ねが思いのほかお子さんの成長過程では重要だったりするのではと考えています。
あまり特別なことはできませんが、サロンに来ていただいて「一緒に作る・食べる・片付ける」ことを通じ、親子で過ごす大切なひと時のお手伝いができたらいいなと考えています。
お子さんは任せられるのが大好きです!目をキラキラさせて頑張ってくれますよ!
だしママ講師 山﨑優子さん
<プロフィール>
離乳食アドバイザー・幼児食アドバイザー・学童食アドバイザー・歯科衛生士・福祉住環境コーディネーター
現在は電気設備会社のショールーム勤務。併設のクッキングスタジオでIHクッキングヒーターや電気スチームオーブンの紹介、調理イベントの企画・運営も担当している。
だしママについて詳しく知りたい方は「だしママPROJECT」ページから。