7月8日に、広島県で「まるわかり離乳食」が開催されました。
だしママサロンは、だしを通じた食育の推進や日頃子育てをしている方のお悩みを解決していくためのイベントです。(開催スケジュールはこちら)
今回はだしママ講師の岡本雅子さんが講師となり、離乳後期食~離乳完了期を食べているお子さまの保護者の方を対象に、Clip HIROSHIMAの2階ナレッジルームにて、行われました。
今回の講座では、主に離乳食についての不安や悩みを持っているママ、パパたちにも分かりやすい、食べさせ方や進め方の解説がされました。
月齢だけで進めていくのではなく、口の動かし方で進めていくのが大切なこと、介助スプーンの上手な使い方、コップ飲みの練習の仕方など、赤ちゃんの発達に沿った離乳食の進め方を中心に、実際にスプーンやコップを使用しながら講座が進みました。
子どもの口の動きは、歯や舌、顎の大きさの発達によって違い、個人差があるそうです。
うまく進まないときは他と比べてしまいがちですが、子ども、ママ、パパ、それぞれのペースに合わせて、ゆっくりと取り組めるといいですね。
また、おだしを利用した離乳食は塩分を控えておいしく作ることができることや、おだしの良い香りから食欲増進につながることなども教えてもらいました。
赤ちゃんに食材のそのままの美味しさを伝えてあげるには、素材の味を引き立てるおだしが活躍するそうです。
うま味や風味が増した離乳食は、大人でもしっかりと味を感じるのだとか。
最後に講師の岡本さんからの一言です。
離乳食を始めることは、赤ちゃんにとってもママやパパにとっても楽しいものであってほしいといつも思っています。
食べる練習である離乳食を通して、赤ちゃんとママ、パパが愛着関係を築いていき、家族で食卓を囲むことの大切さを知ってもらいたいと思います。
そのために、赤ちゃんの発達に沿った進め方や、心地よい介助の仕方、だしのうま味やとろみを上手に使った調理の仕方などをお伝えできればと思います。
やいづ善八は今後も、だしママの輪を全国に広げていきます。
だしママ講師 岡本雅子さん
保育士 離乳食アドバイザー 幼児食アドバイザー。保育士として働きながらアタッチメント広島の離乳食教室やベビーマッサージを開催しています。
だしママについて詳しく知りたい方は「だしママPROJECT」ページから。