だしママプロジェクト

  • だしママプロジェクト2020.09.16

食育とは?「食べる」ことで育む心と身体

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よく耳にする「食育」とは

子どもが成長する中で、離乳の進め方や食べるものの好き嫌い、偏食など、食を通じて起こる親の悩みや心配事はつきません。

子育て中の方は「食育」というワードを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

この「食育」とは、「食育基本法」という法律にも定められている国の重要な政策の一つです。

教育の柱として、従来から「知育」「徳育」「体育」があげられていますが、その基礎となるのが「食」。

さまざまな体験を通して「食」に関する知識とバランスのとれた「食」を選択する力を身につけて、健全な食生活を実践できる人間を育てることだとされています。

 

なぜ「食育」が必要なのでしょうか?

私は子どもたちに「食べる」ことに興味を持ってもらえるよう、野菜やだし、調理実習などさまざまな角度から話をしています。

食にどれくらい関心があるか、特に幼稚園から小学校低学年の子には、まず最初に「おままごと」のジェスチャーをしてもらうのですが、どんな動きをするか想像できますか? 

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まな板に包丁を持ってトントン野菜を切ってる子。

卵をトントン、パカッと割って目玉焼きを作る子。

並べた料理を前に手をあわせて「いただきます」とにっこりする子。

そして、扉を開けて食材を入れ、「チン!」と言って料理を取り出す子。

動きは様々ですが、日頃こんな風に食べているのだなと、その子の家庭での食事の様子をおままごとを通じ垣間見る事ができます。

 

親ができる家庭での心がけ

食べたもので自分の身体が作られ、生きる力や「いただく」感謝の心をが育む大切な場であることは分かっていても、「食育って実際にどうすれば良いですか?」との声も聞かれます。

食育はさまざまな体験を通して行われるものなので、これをすれば正解という解答がある訳ではありません。

誰もが忙しい毎日の中で、ちょっとした心がけでできる食への育みを取り入れてみませんか?

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たとえば・・


味覚と脳の発達を育む食べ比べ

トマトは大玉の桃太郎、甘みの強いフルーツトマト、ミニトマトなど味わいも香りも食感も違います。

味覚と嗅覚を使い味わって食べることで、好みの味がインプットされ、記憶力など脳の発達にもプラスになります。

かつお、昆布、にぼしなど、だしの飲み比べもおすすめです。

 

盛りつけ戦隊

お惣菜などの中食の場合、買ってきてそのまま食卓に並べるのではなくお皿への盛りつけを子どもにお願いしてみましょう。

お皿というキャンパスに、彩りや高低差、取りやすさなどバランスを考えて盛りつけることで、考えて食べる経験ができます。

 

嫌いは褒める

苦手で食べられない食材がある子は、残すと叱られると分かっているので、食に対して消極的な子も多くいます。

そんな子に対し「嫌いな味を知っていて凄いね」と認めて褒めてあげると、はっ!としてその後にほっとした顔になることがあります。

味覚が未発達の子どもは苦手な味があって当たり前。

その苦手なものが今は食べられなくても、他から栄養が取れていれば良いのではないでしょうか?

 

うんちくを語る

今日作った料理についての豆知識を話してみましょう。

例えば、わかめのお味噌汁。

「マスクをしていると、顔に汗をかい蒸れて、肌トラブルを起こしやすいんだって。わかめには「皮膚のビタミン」のビタミンB2が入っているから、肌荒れを助けてくれるよ。」など。

知らないで食べるから、知って食べる情報はプラスワンの栄養になります。

 

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今年は外出自粛、ステイホームという、今までに経験したことがない期間がありました。

お惣菜などを購入して自宅で食べる中食や、外食が減って自炊をする人が増えたり、お持ち帰りご飯やデリバリーなどを利用する機会が増え、家族で食事をする回数が増えたりした家庭も多いでしょう。

「食」への意識が社会全体で大きく変わりました。

時代と共に食のブームがおきますが、食べることは誰もが生きるためには欠かせない、とても大切で重要なことです。

今を生きる子どもたちが、将来の夢に向かい実現させるためには健康な体であることが必須です。

身体や心は「食べる」ことから始まり、さまざまな経験を通じ育まれていきます。

食べる大切さ、食の楽しさを家庭から伝えていきましょう。

子どもの成長とともに、ぜひご家庭で「食育」を取り入れてみてくださいね。

 

プロフィール

だしママ講師  香月りささん香月りささん

野菜ソムリエプロ、フードレシピスト養成講座講師、

離乳食・幼児食アドバイザー 母子栄養協会、だしママ講師として活躍中!

親と子に向けた料理教室『mamako・kitchen』を主宰も。

また、料理動画サイトでのレシピ考案や調理、フードコーディネート担当し、TVをはじめメディアでの旬野菜やレシピも多数紹介。

 

だしママについて詳しく知りたい方は「だしママPROJECT」ページから。

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