• 焼津のこと 2018.04.10

受け継がれる伝統芸能、藤守の田遊び(国の重要無形民俗文化財)

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毎年3月17日、焼津市藤守の大井八幡宮では「藤守の田遊び」と呼ばれる祭事が行われます。

その起源は千年以上も昔で、大井川の治水と一年の豊作を祈願して始まったとされている神事です。

地元の保存会の方々を中心に守り伝えられ、昭和52年には国の重要無形民俗文化財にも指定された貴重な伝統芸能なのです。

この祭事では、色鮮やかな衣装に身を包んだ未婚の青年たちによって美しい舞が奉納されます。

演目は田植えから稲刈りまでの農作業を表した25番組と番外からなり、稲作りの過程をたどりながらひとつひとつ願いを込めて演じられていきます。

写真は15番の「小編木(こざさら)」という演目で、柳の木のネジリ木と竹ささらを打ち合わすことで稲穂を荒らす鳥を追い払う様子が表現されています。

闇夜の中で舞い踊る青年たちの姿は華やかで勇ましく、多くの観客の心を惹きつけていました。

焼津市歴史民俗資料館では、2月2日(金)から5月27日(日)まで、寺社に関する指定文化財を中心に紹介する企画展示が行われています。

この中で、藤守の田遊びの祭りの舞で実際使われている道具や衣装見ることができます。

演目を行う様子を切り取った写真パネルも展示されていますので、祭りの雰囲気に触れてみたい方はこの機会にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

焼津市歴史民俗資料館へのアクセスはこちら。(外部リンク)