• おだしの読み物 2018.04.17

旬の食材「春キャベツ」のだしレシピ~春キャベツと豚ひき肉のサンラータン風炒め~

やいづ善八のおだしと合わせたい旬の食材の豆知識をお届けするコーナーです。

今回、おだしと合わせたい旬の食材は、3月~5月に旬の「春キャベツ」です。

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春キャベツとは?

キャベツは、アブラナ科に属する野菜です。アブラナ科の野菜にはほかにブロッコリーやカリフラワーなどがあります。一年中回っていますが、春に出回るものを「新キャベツ」「春キャベツ」と言います。

春キャベツは冬キャベツと比較すると、葉の巻きがゆるく結球がふんわりとして、色は内部まで薄い緑色となっています。みずみずしく、軟らかくて甘みがあるので、サラダなど生で食べるのに向いています。

 

キャベツの歴史

キャベツは地中海沿岸からアジアが原産地とされています。キャベツを初めて食用として栽培したのはギリシャ人と伝えられています。その後ヨーロッパ各地、アメリカなどに渡っていく中で、品種改良されて今のようになったそうです。

ちなみに、キャベツが日本に初めて伝わった当初は、食用ではなく、観賞用だったそうです。食用キャベツが日本に入ってきたのは明治時代に入ってからだと伝えられています。

 

キャベツに含まれる栄養素

キャベツはビタミンC含有量が多い淡色野菜です。ビタミンCは捨てられがちな芯の周辺に多く含まれているので、料理の時は芯も残さず使うのが理想的です。

また、キャベツにはビタミンUとビタミンKが豊富に含まれています。これらは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果があると言われています。ビタミンKには血液凝固作用があるため、潰瘍になった際に出血した傷口をふさいでくれる働きがあります。

ちなみに、市販の胃腸薬でキャベジンというものがありますが、キャベジンとは、ビタミンUの別名のことです。ビタミンUには、胃壁の粘膜を丈夫にして炎症・潰瘍を予防する働きがあります。

 

だしを使ってコク深く ~春キャベツと豚ひき肉のサンラータン風炒め~

そんな旬の「春キャベツ」と「やきつべのだし 鰹 枯節」を使ったレシピをご紹介します。

旬の春キャベツに鰹だしを加えて、いつものアジアンテイストとはひと味もふた味も違った風味が広がる、さっぱりとした酸味の広がるサンラータン炒め風のお料理です。

春キャベツならではの食感を楽しめ、酸味と辛みの中でもしっかりと鰹だしの風味が際立ちます。

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春キャベツと豚ひき肉のサンラータン風炒め

鰹だしの旨みのおかげで減塩にも繋がる健康レシピです。ぜひお試しください。

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